あしたへオーバータイム(14) 『宇宙開発プロジェクト』 それは『フェリーニVSゴダイ』を象徴する出来事であった。 ちょうど2年前、熾烈な入札合戦の上フェリーニが落札しゴダイは痛手をこうむったのである。 それをまた落札者であるフェリーニ産業が、ゴダイと会議をすると言うのだからロベルトは驚きを隠せなかった。 「何でまた!?」 そういうロベルトにドン・フェリ… トラックバック:0 コメント:0 2007年09月23日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム(13) 隼との電話を終えたロベルトはふと呟いた。 「・・・・隼は変わらないな」 ロベルトはオフィスのデスクに両肘をかけ手に顔を乗せ、隼と一緒に過ごした1年間をふと思い出していた。 そしておもむろにため息をつき、1枚の写真を手にした。 ロベルトのデスクにはリゾートで撮った写真が1枚飾られていた。 『隼・・・・僕は変わってしまったかもしれ… トラックバック:0 コメント:0 2007年08月15日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム(12) 「え!?みづほさんこっちに来るの~?」 隼へ電話をかけたロベルトは驚いていた。 みづほに送った手紙の内容は知っていたが、まさかみづほがアリッサの誘いに乗ってくるとは正直思ってなかったからだ。 「で、隼はどうするのさ?」 ロベルトは隼にそう問いただした。 「え!?・・・・・」 「だから、隼も一緒に来るの?」 そうロベルト… トラックバック:0 コメント:0 2007年08月14日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム(11) 「それでどうしたらいいと思う?隼さん」 ロベルトからの電話でアリッサからの用件をようやく理解したみづほは 隼と一緒に海に向かって歩き始め、そして道の途中でふと話を切り出した。 隼はみづほの問いにしばらく間を置き 「みづほさんが良いと思うなら良いと思います」 隼の曖昧な返事は、みづほにとって嫌な感じではなくある意味心地よい言葉で… トラックバック:0 コメント:0 2007年05月10日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム(10) 「この水、美味しいですね」 隼は水を飲み干すとそう言った。 え?そうなの??と思い隼の飲み干したコップを見ながらみづほは 「やだぁ隼さん、これただの水道水よ~」 と言った。 しばらく間があき 「・・・・そうですね」 キョトンとしながら隼が言うと、二人はなんだか可笑しくなって笑い始めた。 二人が笑っていると家の中から電… トラックバック:0 コメント:0 2007年05月04日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム(9) 『ピンポ~ン』 みづほ宅の前に隼は立っていた。 ロベルトから事情を聞いた隼は慌てて駆けつけたのであった。 しばらくすると『は~い』と声が家の中から聞こえてきて玄関の扉が突然開いた。 「こんばんは」 そう声をかけようとした声をかけようとした隼 「新聞なら間に合って・・・・・隼さん!?」 玄関からいきなり飛び出したみづほは… トラックバック:0 コメント:0 2007年01月21日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (8) 「なんだ、香苗さんからみづほさんへ渡しちゃったんだ」 ロベルトは仕事場のディスクに向いこなしていた。 そこに久しぶりに隼からの電話がかかって着たのだった・・・・・・。 「アリッサさんからの手紙・・・・・ロベルトが香苗さんへ送ったんだよね?」 ロベルトは苦笑しながら返事を返した。 「いや~隼に送っても、ちゃんとみづほさんへ渡… トラックバック:0 コメント:0 2006年09月29日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (7) 「香苗さん?あの~」 美麗は何かを感じて香苗に話し掛けようとした。 しかし、香苗はみづほに近づきそして話し掛けた。 「みづほさん」 少しびくついたみづほであったが負けじと声を出した。 「はい」 その姿を見た香苗は少し可笑しそうに微笑みかけながら何かを取り出した。 「おめでとうみづほさん」 そういうと香苗はみづほの前に一枚… トラックバック:0 コメント:0 2006年08月21日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (6) 「隼さんたら、まったくもう~」 みづほは怒っていた。 「ん~、しょうがないんじゃないかなぁ?急に呼び出されたみたいだし・・・・」 隣にいた美麗はみづほをなだめるように話し掛けた。 みづほと美麗はスタジアムで大地と分かれた後レストランに移動していた。 「『しょうがない』・・・・・じゃないわよまったく!」 みづほは続けざまに… トラックバック:0 コメント:0 2006年08月04日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (5) 2人を乗せた車は香苗の自宅に到着した。 「す、少し早く着きましたね」 隼は車から降りた。 「あら・・・・そうね」 どうやら『少し』アクセルを踏みすぎたらしい・・・・・。 香苗は腕時計に目をやった後、とぼけた表情を見せた。 ちょうどそこへ1台の車が近づいてきた。 「パパだわ~」 そう言い香苗は車に近づくと、車のウインドウが… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月23日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (4) 「隼さん、どうしたの?」 隼は少ししてから驚いた表情で『えっ』と返事を返した。 「『えっ』じゃないわよ隼さん。急に黙り込んじゃって・・・・・」 そう言う香苗に、今度はすぐに返事が返ってきた。 「・・・・すみません。あんまり綺麗だったんで」 香苗はスタジアムで隼に声をかけた後 隼を車に乗せて香苗の自宅へと向かっていた。 … トラックバック:0 コメント:0 2006年07月19日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (3) ゴダイリゾートとは地球の反対にある国『イタリア』 そこにある世界的巨大企業グループ『フェリーニ産業』があった。 フェリーニ産業はフェリーニ老ことカルロ・フェリーニによる手腕により 世界をリードするまでになった企業グループである。 2年前、隼とゴダイリゾートに一緒に降り立った青年『ロベルト・パゼッティーニ』は 隼がゴダイリゾート… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月13日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (2) ここはサッカーが盛んな地「ゴダイリゾート」 隼が初めて降り立ってから3年目を迎えていた。 2年前、隼が初めてリゾートに降り立った時に たまたまサッカーのスパースター『フリッツ・ベッケン』のシュート練習を目の当たりにした。 ベッケンは、ゴールのポストにボールをわざと当て 跳ね返りをリバウンド代わりにして更にシュートを打ち続けると… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月09日 続きを読むread more
あしたへオーバータイム (1) ピッチの上をボールが右に左に行き交う。 スタジアムは興奮に包まれていた。 そのな中、一人の選手がシュートした。 凄まじく回転したボールはキーパーの脇をすり抜ける。 『ゴーーーーール』 場内アナウンスがスタジアム内に響き渡る。 キーパーは驚き、後ろを降り向くと ボールはネットに突き刺さりゴール内に転がるっていた。 歓声の渦… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月08日 続きを読むread more
あしたへフリーキックの小説はじめます。 あしたへフリーキックのその後の話を 小説で書いてみようと思って書きはじめました~ ストーリーは前に書いた通りです ↓参照 夢の中へ行ってみたいと思いませんか? 作品の題名は『あしたへオーバータイム』 「フリーキック」ではなく「オーバータイム」としたのは オーバータイム=延長戦ということ 設定は放送終了1年後から始まります… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月08日 続きを読むread more