あしたへオーバータイム(14)

『宇宙開発プロジェクト』
それは『フェリーニVSゴダイ』を象徴する出来事であった。
ちょうど2年前、熾烈な入札合戦の上フェリーニが落札しゴダイは痛手をこうむったのである。
それをまた落札者であるフェリーニ産業が、ゴダイと会議をすると言うのだからロベルトは驚きを隠せなかった。

「何でまた!?」
そういうロベルトにドン・フェリーニはこう言った。
「まだ決まったわけではない・・・・・まだな」
「ですが会長!あのプロジェクトは」
そう言うとドン・フェリーニは1つ話を持ち出した。
「ロベルト、お前は前に私を説得するために『フェリーニが今後50年何をすればよいか』企画書を読んだことがあったな」
「はい、ですが『アレ』は・・・・・」
「ゴダイで出来る事をフェリーニに置き換えた・・・・・そうであったがアレは『ウソ』であったという事かね」
そう言われるとロベルトは黙り込んでしまった。

あの時は確かに隼をゴダイ、いや、サッカー選手として認めてもらいたい一身で書いた企画書を作った。
そしてロベルト自身も、ビジネスの世界で輝きを放ちたいと本当に思っていたのであった。
「まあ良いその話は終わった話しだ。来週の会議に出席すればお前も分かることだ」
そう言うとドン・フェリーニはロベルトに下がるように言った。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック