あしたへオーバータイム(10)

「この水、美味しいですね」
隼は水を飲み干すとそう言った。
え?そうなの??と思い隼の飲み干したコップを見ながらみづほは
「やだぁ隼さん、これただの水道水よ~」
と言った。
しばらく間があき
「・・・・そうですね」
キョトンとしながら隼が言うと、二人はなんだか可笑しくなって笑い始めた。

二人が笑っていると家の中から電話のベルが鳴り始めた。
電話の音が鳴り
『みづほ~電話よ~』と言う声が聞こえた。
「はーいママ、・・・・あ、隼さんちょっと待って」
みづほはそういうと家の中に消えていった。
隼は玄関前でコップを眺めながら、ふと思い出した。
「あ、手紙!」
そう隼は、アリッサからの手紙の件でみづほの家に来たのだった。

「はい、みづほです」
と言うとどこからか聴いた事のある声が聴こえてきた。
「みづほさん?ロベルトです」
電話の主はロベルトだった。
「ロベルト~、久しぶり!あ、今!隼さんも『一緒』なのよ~!」
ロベルトはビックリした。隼が一緒?みづほさん家で??
「へぇ~、隼みづほさん家にいるんだ~」
そういうとみづほは
「そう、隼さん今うちの玄関にちょうど来てるのよ~」
ロベルトは苦笑いしながら、椅子からずり落ちそうになった。

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