あしたへオーバータイム (7)

「香苗さん?あの~」
美麗は何かを感じて香苗に話し掛けようとした。
しかし、香苗はみづほに近づきそして話し掛けた。
「みづほさん」
少しびくついたみづほであったが負けじと声を出した。
「はい」
その姿を見た香苗は少し可笑しそうに微笑みかけながら何かを取り出した。
「おめでとうみづほさん」
そういうと香苗はみづほの前に一枚の手紙を手渡した。

みづほは「おめでとう」という言葉にキョトンとした。
香苗が差し出した手紙と言葉の意味を理解できなかったからだ。
不思議そうな顔を見て香苗は話を続けた。
「お誕生日だったわよね?おめでとう」
みづほはハッとした。
確かに今日8月7日はみづほの誕生日であったからだ。
そして隼たちの試合終了後待ち合わせをして
このレストランでお祝いをしてもらう予定だったのだ。
しかし、目の前に現れたのは隼ではなく香苗。。。
しかも何故香苗がみづほの誕生日の日にちを知っていたか?
みづほはそんな疑問をもち思い首をかしげた。
そんなみづほに香苗は
「あ、誕生日は隼さんからさっき聞いたわ~。で、その手紙は誕生日プレゼントになるのかな?」
「隼・・・・さん?」
みづほがそうつぶやくと、どこからもなく
「みづほさん、誕生日おめでとうございます」
と声が聞こえた。

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