あしたへオーバータイム (1)

ピッチの上をボールが右に左に行き交う。
スタジアムは興奮に包まれていた。
そのな中、一人の選手がシュートした。
凄まじく回転したボールはキーパーの脇をすり抜ける。
『ゴーーーーール』
場内アナウンスがスタジアム内に響き渡る。
キーパーは驚き、後ろを降り向くと
ボールはネットに突き刺さりゴール内に転がるっていた。
歓声の渦巻くそんな中を、伍代隼(主人公:ごだいしゅん)はピッチの上に立っていた。

「隼、やったな!」
シュートを決めた隼に後ろから声をかける選手がいた。
彼の名前は『橘大地(たちばなだいち)』
1年前、隼と共にユースから昇格した選手である。
「キャプテンのパスが良かったからですよ」
隼の返事に、大地は照れくさそうに返した。
「隼、その『キャプテン』てのはそろそろやめてくれないか?」
そう答えた大地に、隼は少しだけ間をおいてからこう答えた。
「あ、すみません大地さん!」
すこし照れくさそうなそぶりみせながら隼はつづけた
「キャプテンってのはユースの時のキャプテンで
その~キャプテンは僕にとってキャプテンでしかなく、その~・・・・」
シドロマドロになる隼。
そんな隼に大地は少し微笑みかけ
「もう1点取りに行くぞ隼!」
すぐに険しい表情に変わり、声をかける。
「ハイッ!」
隼は返事を返し2人とも自陣に戻っていった。

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