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「それでどうしたらいいと思う?隼さん」 ロベルトからの電話でアリッサからの用件をようやく理解したみづほは 隼と一緒に海に向かって歩き始め、そして道の途中でふと話を切り出した。 隼はみづほの問いにしばらく間を置き 「みづほさんが良いと思うなら良いと思います」 隼の曖昧な返事は、みづほにとって嫌な感じではなくある意味心地よい言葉であった。 アリッサの手紙にはこう記されていた。 『みづほさんこんにちは・・・・(中略)それで今度うちのチームが1人選手を探しているの、私はみづほさんを推薦してるので、今度テストを受けてみないかしら?・・・・・・』 という内容であった。 みづほは素直に嬉しかった。 あのバレー界のスーパースター、そして憧れの『アリッサ』からの誘いである。 嬉しくないはずは無い。しかし、みづほはちょっと複雑な気持ちであった。 どうして香苗が何故アリッサの手紙を持ってきたのか? ロベルトからも聴いていなかったからである。 「香苗さん・・・・アリッサさんと連絡とってるのかな?」 ちょっとみづほはつぶやくように囁いてみた。 隼は聴こえたのか聴こえないのか分からなかったが、空を見上げてこう答えた。 「空・・・・・蒼いですね」 「えっ!?」 みづほはちょっと驚き空を見上げた。 見上げた空はどこまでも蒼く澄んで、おりどこからとなくトンビの鳴き声が聴こえてきた。 「ホント・・・・・ね」 みづほはそうつぶやくと立ち止まり、ずっと空を見続けたのであった。 |
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